経営者になって変わった思考法、第2回は時間の話です。
会社員時代と比べて、時間への向き合い方が根本から変わりました。朝のルーティンをモリモリにした理由と、睡眠だけは絶対に削らない理由を書きます。
会社員時代から早起きはデフォルトだった
もともと会社員時代、通勤に時間がかかっていたので早起きは当たり前でした。朝早く起きて、電車に乗って、会社に着く。その習慣が体に染みついていました。
経営者になって通勤がなくなった。その瞬間、自由な朝の時間が生まれました。でも最初は、その時間をただ寝て過ごしていました。
「通勤がないんだから、もう少し寝てもいいよな」という感覚で。
でもある時、「こりゃいかん」と思いました。
朝のルーティンをモリモリにした
寝てばかりいることへの危機感から、朝のルーティンを作ることにしました。通勤していた頃と同じように早起きして、その時間を自分のために使う。
今の朝のルーティンはこうです。アプリ「マイルーティン」でチェックリストを作って、毎日継続しています。
① ベッドメイク
② 白湯を飲む
③ 瞑想
④ Voicyでインプット
⑤ 朝ストレッチ
⑥ 前日の日記を書く
⑦ 風呂洗い
⑧ 家の掃除
⑨ 洗濯物を畳む
一つひとつは大した時間じゃない。でも毎日続けることで、確実に積み上がっていく。経営再建を通じて「小さいことを毎日積み上げることが最大の変化を生む」という信念が自分の中にできていたから、朝の時間の使い方にも自然とそれが反映されました。
チェックリストにすることで「今日もできた」という小さな達成感が積み重なっていくのも、継続できている理由の一つです。
少しの時間でも積み上がると莫大な効果になる
朝のルーティンを続けることで気づいたのは、少しの時間でも積み上がると莫大な効果を生み出すということです。
毎朝15分のVoicy → 1年で約90時間の学びになる
毎朝10分の清掃 → 1年で約60時間の環境整備になる
毎朝5分の瞑想 → 1年で約30時間のマインド整備になる
1日15分なんて大したことないと思うかもしれない。でも1年続ければ90時間になる。その差は積み上がれば積み上がるほど大きくなっていく。今でもこれを信じています。(願望も込めて)
毎日少しずつ学ぶ、毎日少しずつ綺麗にしていく。その効果と価値を実感できるようになったから、少しの時間の使い道に厳しくなりました。
「時間がない」という感覚はあまりない
経営者になると「忙しい」「時間がない」というイメージを持つ人が多いかもしれません。でも自分には、時間がないという感覚はあまりありません。
理由の一つは、焦ってもしょうがないという割り切りがあるからです。やることが山積みでも、焦って雑にやるより、落ち着いて着実にやる方が結果が出る。経営再建を通じてそれを学んだから、焦りよりも淡々と積み上げることを選べるようになりました。
もう一つは、優先順位を決めているからです。全部を今日やろうとしない。今日やるべきことだけに集中する。それだけで、時間に追われる感覚はだいぶ減ります。
睡眠だけは絶対に削らない
時間の使い方で一つだけ絶対に譲らないことがあります。それは睡眠時間です。
理由はシンプルで、眠いと爆裂にパフォーマンスが落ちるからです。頭が動かない、判断が鈍る、ミスが増える。睡眠不足の状態で経営判断をするのは、酔った状態で運転するようなものだと思っています。
睡眠を削る → パフォーマンスが落ちる → 判断の質が下がる → 会社に悪影響
睡眠をしっかり取る → パフォーマンスが上がる → 判断の質が上がる → 会社に好影響
睡眠は最大の自己投資の一つ。
「頑張るために睡眠を削る」という考え方は、自分には合いませんでした。頑張るために、しっかり寝る。それが自分のスタイルです。
時間の使い方が変わると人生が変わる
経営者になって時間の使い方が変わったことで、確実に自分が変わっていきました。朝のルーティンで学びが積み上がり、睡眠でパフォーマンスを維持する。この2つを続けることで、少しずつですが確実に前に進んでいる実感があります。
時間は全員に平等に与えられている唯一のものです。その使い方が、1年後・5年後・10年後の自分を決める。そう信じて、今日も朝のルーティンを続けています。
次回は、経営者になって変わった「人」への向き合い方を書きます。社員・取引先・銀行、人との関係性がどう変わったかを話します。


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