2期目の決算が出ました。450万円の黒字。1期目の150万円から3倍になった。
でも正直、感動はそこまでなかった。なぜかを含めて、2期目に何が変わったかを書きます。
2期目の数字
まず2期目の数字を整理します。
・売上:1期目比で約800万円アップ
・黒字:450万円
・1期目からの変化:黒字が3倍に
数字だけ見れば、大きな成長です。売上が800万円上がって、黒字が3倍になった。客観的には「すごい」と言えるかもしれない。でも、感動はあまりなかった。理由は後で書きます。
売上が上がった要因① 迅速対応の積み重ね
売上が800万円上がった要因の一つは、迅速な見積もり対応の積み重ねでした。
1期目から続けてきた「依頼が来たらすぐ動く」という習慣が、2期目になって本格的に実を結び始めました。見積もりを素早く出し続けることで、「あそこに頼めば早い」という評判が少しずつ広がっていった。
信頼は一日にして成らず。でも、毎日の迅速対応を積み重ねることで、少しずつ「仕事を任せてもらえる会社」になっていきました。これが売上アップの土台になっていたと思っています。
売上が上がった要因② 工場の単価10%アップ
もう一つの要因は、工場仕事の単価10%アップが通期で効いてきたことです。
1期目に5Sを徹底して、損失をゼロにして、その実績をもとに交渉した単価アップ。その効果が2期目の数字にしっかり反映されました。
売上が上がらなくても、単価が上がれば利益は増える。これがバケツの蛇口を大きくする、という考え方の実践でした。
数字以外の変化が一番大きかった
2期目で一番大きな変化は、実は数字じゃないところにありました。
5Sの継続によって、工場と事務所が常に綺麗な状態になっていった。そうすると、不思議なことが起き始めました。いろんな人が会社に来てくれるようになったんです。
・お客様が気軽に立ち寄ってくれるようになった
・銀行担当者が定期的に顔を出してくれるようになった
・商社さんが情報を持ってきてくれるようになった
・元請さんが現場確認に来てくれる頻度が増えた
・税理士さんとの会話が深くなった
綺麗な会社には人が来る。人が来るとコミュニケーションが生まれる。コミュニケーションから仕事や情報が生まれる。この良いサイクルが回り始めたのを、肌で感じました。
5Sは単なる整理整頓じゃない。人を呼び込む仕掛けでもある。そのことを2期目に実感しました。
感動がなかった理由
450万円の黒字が出た時、正直あまり感動しませんでした。理由は2つあります。
一つは、もっといっている肌感覚があったからです。日々の手応えからすると、もっと大きな数字が出ているはずだという感覚がありました。だから450万円という数字を見た時、「あれ、そんなもんか」という感じでした。
もう一つは、期の後半に5Sの改善に集中しすぎて、売上よりも内部の整備を優先していた時期があったからです。その分、数字の伸びが抑えられた部分があったと思っています。
肌感覚 > 実際の数字 → もっとやれたはず
これが次への原動力になった。
感動がなかったことは、むしろ良いことだと思っています。現状に満足しなかったから、3期目に向けてさらに加速できた。
2期目で確信したこと
2期目を振り返ると、一つのことが確信に変わりました。小さいことを誠実に積み上げ続ければ、数字は必ずついてくる。
迅速対応を続けた。5Sを続けた。学びを続けた。それだけです。特別なことは何もやっていない。でも、続けることで売上800万円アップ・黒字450万円という結果が出たというわけです。
次回から、経営者になって根本的に変わった思考法を書いていきます。お金・時間・人・リスクへの向き合い方が、会社員時代とどう変わったか。サラリーマンから経営者になって初めてわかったことを、数回に分けて書いていきます。



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