あなたはクレームをもらった時、どう感じますか?
「作物に謝れ!」と怒鳴られた日があった。でも今振り返ると、クレームをもらえることはありがたいことだと本気で思ってる。その理由を書きます。
「作物に謝れ!」と怒鳴られた日
農業用ハウスの張り替えで伺った際のこと。天窓の開閉をスイッチで操作していたら、関係ないハウスまで閉まってしまっていた。
そのハウスが閉まったまましばらく時間が経ち、作物が暑さでやられそうになってしまった。農家さんから「作物に謝れ!」と怒鳴られた。
当然のことを言われたと思った。作物は農家さんの大切な収入源です。自分たちのミスで作物がダメになりそうになった。怒るのは当たり前の話で、怒鳴られても仕方がない状況でした。
他にも怒られた経験がある
これだけじゃなくて、いろんな場面で怒られた経験がある。
・請求書を郵送で送ったら「なんで郵送なんだ」と怒られた
・天窓の操作ミスで関係ないハウスを閉めてしまった
・対応の仕方や連絡のタイミングで指摘をいただいたこともある
そういう時はまず謝罪。ケースによっては菓子折りを持って伺うこともした。言い訳をせずに、まず誠実に謝ることだけを考えた。
クレームを言ってくれる人は、全体の10%以下
ここで大事な話をしたい。クレームをもらえることは、実はありがたいことなんです。
なぜかというと、実際にクレームを言ってくれる人は少数派だから。
90%以上
不満があっても何も言わずにその業者・お店を利用しなくなる人の割合(サービス業全般のデータより)
みなさんも自分だったらどうですか?不満があっても、わざわざクレームを言いますか?多くの人は何も言わずに、もうその業者を使わなくなる。
クレームを言ってくれた人 → 改善のチャンスをくれている
何も言わずに去った人 → 気づく機会すらない
クレームは無料で悪いところを教えてくれる、ありがたい存在。
クレームを言われただけで終わらせない
大事なのはクレームをもらった後の行動です。怒られて終わり、謝って終わり、ではもったいない。
クレームは改善のヒントそのものです。言われたことを改善して、より良いサービスにつなげることが鍵です。
うちの会社でのクレーム対応フロー:
① まず誠実に謝罪する(言い訳しない)
② 状況によっては菓子折りを持参する
③ 再発しないように改善する
④ 重要なものはルール化して記録に残す
「作物に謝れ!」と言われた天窓の件は、その後の現場での確認手順が変わった。複数ハウスが連動している場合の確認フローを徹底するようになった。このクレームがなければ、改善できていなかった。
零細企業の強みはすぐに取り入れられること
クレームや意見をもらった時、零細企業の強みが発揮される。すぐに取り入れられることです。
大企業:クレームを改善するまでに会議・承認・システム変更が必要
→ 改善に時間がかかる
零細企業:自分が判断すれば即日改善できる
→ お客さんの声をすぐにサービスに反映できる
この機動力が、零細企業の最大の武器になる。
クレームをもらったらすぐに改善する。この繰り返しがサービスの質を上げていく。ないに越したことはないけれど、クレームをもらえる関係性を大切にしていきたいと思ってる。
「作物に謝れ!」と怒鳴ってくれたあのお客さんには、今でも感謝しています。



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