農業を始めたら農家さんへの質問が爆増した。副業が本業を変えた話。

農業副業奮闘編

農業副業を始めて一番変わったのは、農家さんとの会話でした。
知らなかった頃は浅い会話で終わっていた。でも自分でやってみたら、聞きたいことが山ほど出てきた。その変化が本業にどう繋がったかを書きます。


農業を知らない頃の会話は浅かった

農業を始める前、農家さんとの会話には限界がありました。資材を届けて、簡単な挨拶をして、業務的な話をして終わり。農業のことを知らないから、深い話ができなかった。

今思えば、どこか浅い会話で終わらせようとしていた感がありました。農業の話になっても、知識がないから深掘りできない。当たり障りのない会話で終わる。農家さんにとっても、あまり面白くない業者だったかもしれません。


農業を始めたら聞きたいことが爆増した

ところが、農業を自分でやり始めてから、農家さんに聞きたいことが爆増しました。

例えばこんな感じです。農家さんが使っている灌水資材を見て「この資材を使っている理由って何かあるんですか?」と聞く。すると「高いけど水のムラがなくて良いんですよ」と教えてくれる。「なるほど!」となる。

自分で農業をやる → 使っている資材の意味がわかる

→ 農家さんに「なぜこれを使っているのか」が聞ける

→ 農家さんが喜んで教えてくれる

→ コミュニケーションが深まる → 信頼が積み上がる

農業をやっているから、農家さんが使っている資材の意味がわかる。だから質問ができる。質問すると農家さんが教えてくれる。教えてもらえることがありがたいし、コミュニケーションが生まれる。この好循環が自然と回るようになりました。


資材の迅速対応をさらに徹底するようになった

農業副業が本業に直接活きた場面があります。資材の迅速対応です。

農業をやってみて実感したのは、必要な時に資材が来ることの大切さでした。作業のタイミングで資材が届かなければ、その日の作業が止まってしまう。農家さんにとって、タイミングがどれだけ重要かを体感しました。

だから、農家さんから電話1本で資材の内容を理解して、迅速に持っていくことをさらに徹底するようになりました。

電話1本で資材の内容を即理解(農業知識があるから)

迅速に準備して持っていく

農家さんの作業が止まらない

「あそこに頼めば早い」という信頼が積み上がる

農業をやっていなければ、電話の内容を正確に理解できなかったかもしれない。農業知識があるから、農家さんの言葉がすぐわかる。この差は大きいと感じています。


現物を前に要望を取り入れる姿勢が差別化になった

他社との違いで感謝されたことがあります。他社さんでは作業者が全員外注というパターンが多いらしく、農家さんの細かい要望が作業者に伝わらないケースが多いとのこと。

一方でうちは、現物を前に農家さんの要望を直接聞いて、その場で取り入れていく姿勢を徹底しています。作物に害がある作業は絶対にしない。農家さんの要望を細かく拾い上げる。それを作業者に伝えるだけでなく、自分が直接対応する。

この姿勢が「ちゃんとわかってくれる業者」という印象につながっていきました。農業をやっているから、農家さんの要望の意味がわかる。わかるから、正確に対応できる。ここが他社との差別化になっていると感じています。


副業が本業を強くした

農業副業を始めた理由の一つは「農家さんの気持ちを知るため」でした。その目的は、想像以上の形で達成されています。

農家さんとの会話が深くなった。資材の迅速対応をさらに徹底できるようになった。要望を正確に理解して対応できるようになった。これは全部、農業をやっているから生まれた変化です。

副業が本業を強くする。これは自分の経験から言える確かなことです。自分がお客さんと同じ立場に立つことで、見えるものが全然違ってくる。どんな業種でも、お客さんの目線を持つことは最強の武器になると思っています。

次回は、3期目1500万円黒字見込みにつながった具体的な動きを書きます。

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