3期目1500万円黒字見込みの正体。売上じゃなくて利益率だった。

数字で見る成長編

3期目、1500万円の黒字見込みが出そうな状況になってきた。
正直、何か劇的に変えたわけじゃない。でも数字は大きく変わった。その理由を正直に書きます。


3期目に新しくやったこと

3期目に新しくやったことを正直に言うと、そんなに多くないです。

一つは、下請け仕事で新しい内容の依頼が来たからやってみたこと。ただこれは、やってみたら機会損失がすごいと判断したので来期以降はやらない。撤退決定です。前にも書いたけど、撤退の判断は経営者の大事な仕事だと思っているから、迷いはなかった。

もう一つは、2期目の途中から引き続き加工賃の単価交渉をしたこと。前年に引き続き10%アップしてもらえた。これは大きかった。

1期目:5S徹底・損失ゼロ化 → 単価10%アップを交渉

2期目:実績を積み上げ → さらに10%アップ交渉成功

3期目:継続した実績が信頼になって → 数字に効いてきた

単価交渉って、一発でドカンと上げるもんじゃないんだよね。実績を積んで、信頼を作って、少しずつ上げていく。その積み上げが3期目になって利いてきた感じです。


1000万円規模の仕事を受けた

3期目の一番の手応えは、1000万円規模の仕事を受けてやり切れたことでした。

2期目に600万円の仕事をやった。3期目は1000万円。一回り大きい規模です。しかも初体験の内容が盛りだくさんだった。正直、怖かった。

でも2期目の教訓がある。材料の仕入れタイミングを分散してキャッシュリスクを下げる。段取りを徹底して工期を守る。事前の調査と学びを怠らない。この3つを今回も徹底しました。

怖い → でも教訓がある → 教訓を活かして準備する

→ 予定通りに完遂 → 「やれるじゃん」がまたアップデートされた

予定通りに完遂できた時の達成感は、600万円の時と似ていたけど、もう一段上の感覚がありました。経験が積み上がるって、こういうことなんだと思いました。


1500万円の決め手は利益率だった

1500万円という数字の正体は何か。正直に言うと、売上が劇的に上がったわけじゃありません。前年比でちょい増え程度です。

じゃあなぜこんなに利益が出たのか。答えは利益率の高い仕事の量を増やせたことでした。

・単価10%アップが2年連続で積み上がった

・粗利率の高い下請け仕事の量が増えた

・益が出にくい仕事から撤退してリソースを解放した

・固定費は引き続き抑えたまま

売上を上げることより、利益率の高い仕事を増やすこと。これがバケツの蛇口を大きくするより、水が溜まりやすい構造を作るということなんだと改めて実感しました。売上至上主義じゃなくて利益体質。これを3期かけて作ってきた結果が1500万円という数字です。


特別なことは何もやっていない

3期目を振り返ると、特別なことは何もやっていません。良い習慣を継続した。それだけです。

・迅速対応を続けた

・5Sを続けた

・学びを続けた

・誠実に動き続けた

・単価交渉を積み上げた

どれも地味。でも、これを3期続けたら1500万円の黒字になった。最初の1期目が150万円だったから、3年で10倍です。

よく「経営を劇的に変える一手」みたいな話を聞くけど、自分にはそんなものはなかった。ただ、当たり前のことを当たり前にやり続けた。それだけが真実です。


でもまだ道半ば

1500万円の黒字見込みと聞くと、すごいじゃんってなるかもしれない。でも正直、まだまだです。借金はまだ残っている。経済的にラクになったかというと、まだそうでもない。

ただ、稼ぐ力はついてきた。そして積み上げれば乗り越えられるという確信は、1期目より2期目、2期目より3期目と、どんどん強くなっています。

このブログを読んでくれている人の中に、同じように苦しんでいる経営者や後継者がいるなら伝えたい。特別なことはいらない。誠実に、小さいことを積み上げ続ければ、数字は必ずついてきます。

次回は、3期目を終えて今のケンジロウが感じていること。現在地と、これからどこへ向かうのかを書きます。

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