経営を始めた頃、借金は完全に悪だと思ってた。
5000万円という数字を見た時の反応は「えぐ!オエ!」だった(笑)。そこからどう考え方が変わったかを書きます。
「ちゃんとした会社は借金がない」と思い込んでた
5000万円の借金。最初に見た時の反応は正直こうだった。「えぐ!オエ!」って感じ(笑)。マジで吐きそうになった。
当時は完全に思い込んでいたことがあった。ちゃんと経営してる会社は借金がない、ということ。借金がある会社=経営が下手な会社、というイメージを持ってた。だから5000万円という数字を見て、絶望しかなかった。
実践しながら学んで考え方が変わった
そこから実践しながら学んでいく中で、考え方が大きく変わった。借金は悪ではない。キャッシュがないことが悪なんだという認識に変わっていった。
会社員時代の認識:借金がある=経営が下手
経営者になってからの認識:借金があってもキャッシュがあれば問題ない
本当に危険なのは、借金そのものじゃなくてキャッシュ不足。
ただ、これは結果論としての理解で、当初の現預金20万円・借金5000万円という状況は、相当詰んでいたというのも同時にわかった(笑)。借金そのものが悪じゃないとはいえ、キャッシュがほぼゼロでこの借金額は、確かにヤバい状態だった。
きっかけはYouTubeとVoicy
考え方が変わったきっかけは、結局YouTubeとVoicyでの学びでした。財務の知識をつける中で、借金とキャッシュの関係を理解していった。
実践しながら学んでいく上で、よく思ったことがある。「手持ち資金さえあれば、支払いに頭を悩ますことはないのに〜」って本当によく思った。資金繰りへの不安が脳みそを圧迫してる感じが、正直きつかった。
その経験から逆に学んだのが、借金の額そのものより、キャッシュがあるかどうかが経営の安定に直結するということでした。
今の感覚:「増やせるところに投じるなら問題なし」
今、借金に対してどう感じているかというと、増やせるところに投じれるのであれば問題ないという感覚です。
良い借金:
・仕入れ資金として使い、それ以上のリターンを生む
・設備投資で生産性を上げる
・チャンスを掴むための先行投資になる
悪い借金:
・返済原資の見込みがないまま膨らむ
・キャッシュフローを考えずに借りる
・借りた以上のリターンを生み出せない使い方
借金はいくらしてもいい。ただ、その借金を溶かしてしまうような使い方はダメ。これが正解に近い感覚だと思ってる。
危険な決算書とは何か
当時の自分の会社の決算書、つまり現預金20万円・借金5000万円・債務超過・赤字続き。これは本当に危険な決算書だったと今ならわかる。
なぜ危険かというと、お金を借りてくることがほぼ不可能に近いからです。
債務超過・赤字続きの決算書 → 銀行が貸してくれない
→ チャンスが来ても資本がないと何も始められない
→ 倒産する可能性が高い
借金があっても、それを返していける見込みがあって、銀行が「貸してもいいな」と思える決算書であれば、借金は問題じゃない。逆に、借金が返せない見込みで、銀行からも見放されるような決算書になると、本当に危険な状態になる。
だから決算書をよくすることに注力した
この理解があったから、3年間決算書をよくすることに本気で注力してきた。利益を出す、キャッシュを増やす、債務超過から脱出する。これが3年間の経営再建の本質的な目的でした。
今、固定費半年分のキャッシュが確保できて、銀行さんに相談できる決算書になっている。これがあるから、ナフサショックみたいな逆境にも対応できる。
借金は悪じゃない。でもキャッシュがないこと、銀行に見放される決算書になることは本当に危険。この理解が、3年間の経営の指針になっていた。



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