入社初日レベルで農業用ハウスのてっぺんに登りました。
行くしかなかったから。笑えるようで笑えない高所作業のリアルを書きます。
入社初日レベルでてっぺんに登った
農業用ハウスの屋根張り替えは、当然ながらハウスのてっぺんに登って作業します。高さは5メートルくらい。ビルで言うと2階くらいの高さです。
自分がてっぺんに初めて登ったのは、入社してほぼ初日レベルでした。なぜかというと、行くしかなかったから(笑)。
人員の兼ね合いで、自分が登らないと張り替えができない。「いけません」と言える状況じゃなかった。怖いとか慣れてないとか関係なく、とにかく登るしかなかった。
靴が滑りまくった
初日で怖かったのは、高さだけじゃなかった。当時、高所作業に何の靴が適しているかも誰にも教えてもらっていなかった。
普通の靴で登ったら、滑りまくった。ハウスの屋根って、角度があって、滑りやすい素材のビニールが張られてる。普通の靴だとグリップが全然効かない。めっちゃ怖かった。
初日 → 高さ5メートル → 靴が滑る → 全力でビビる
「これはせめて給料しっかりもらえないと誰もやりたくないぞ」と思った(笑)
今は作業に適した靴を使ってるから全然違う。でもあの初日の滑りまくった感覚は今でも忘れられない。
ビニペットがズボ!って足が落ちた
高所作業で一番怖かった瞬間がある。乗った瞬間にビニペットが腐っていて、ズボ!って足が落ちたことです。
ビニペットというのは、ハウスのビニールを固定する部材です。古いハウスだと腐食していることがある。その上に乗ったら、バキッと折れて足がズボッとハマる。5メートルの高さでこれが起きたら、本当に怖い。
ちなみにこれは現場ではよくある現象らしく、慣れてくると乗る前に「あ、これ怪しいな」とわかるようになるらしい。でも最初は全然わからない。経験値が低い状態でこれが起きると本当に肝が冷える。
今でも怖い。新品以外は信用できない
今は高所作業に慣れてきたかというと、慣れてはいる。でも怖くなくなったかというと、今でも怖い。
新品のハウスじゃない限り、どこもかしこも信用できないからです。見た目は大丈夫そうでも、ビニペットが腐ってたり、骨組みが錆びてたり。足を乗せるまで確信が持てない。だから毎回慎重に確認しながら登ってる。
高所作業で意識していること:
・乗る前に必ずビニペットの状態を確認
・怪しい感触があったら乗らない
・急がない、慌てない
・安全第一。作業スピードより安全が絶対優先
てっぺんまで行かないと風がわからない問題
高所作業の笑えるエピソードがある。地上が無風でも、ハウスのてっぺんはちゃんと風が吹いてたりするんです。
ビニールの張り替えは、風が強いとできない。ビニールが風に煽られて作業にならないから。だから風の確認が超重要です。
でも問題は、地上から見ても風がわからないこと。てっぺんまで登ってみて初めて「風強すぎる、今日は無理だ」とわかることがある。
現場到着 → 地上は無風 → よし今日いけるな → てっぺん登る
→ めちゃくちゃ風が吹いてる → 今日は無理だ → 降りる
笑えるけど、笑えない(笑)
てっぺんまで行かないと今日作業できるかどうかがわからない。これが現場のリアルです。地上から見上げてるだけじゃわからないことが、登ってみると山ほどある。これも現場仕事の醍醐味と言えば醍醐味なんですが(笑)。
現場仕事はやってみないとわからないことだらけ
入社初日にてっぺんに登って、滑って、ビニペットがズボって、今でも怖い。でもこういう経験の積み重ねが、今の自分の仕事の土台になってる。
農家さんのハウスに入る時、「ここ怪しいな」「今日は風が出そうだな」という感覚は、全部現場経験から来てる。座学じゃ絶対に身につかないものです。
初日にてっぺんに放り込んでくれた社員さんには、ある意味感謝してる。行くしかない状況が、一番早く慣れさせてくれた(笑)。



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