ピンチの時ほど冷静になれる。3年間で予定通りな日が少なかったから鍛えられた話。

経営者マインド編

あなたはピンチの時、冷静でいられますか?
自分は経営者になって3年間、予定通りな日の方が少なかった。その結果として、ピンチへの耐性が別次元になった話を書きます。

予定通りな日が少ない。これが経営のリアル

経営者になって気づいたことがある。予定通りな日の方が少ない、ということ。

現場に行けば想定外の状況がある。資金繰りが急に厳しくなる。材料が届かない。天気が変わる。これが毎日のように起きる。3年間で、本当に何も想定外がない日って何日あったんだろう、というくらい。笑。

でもこの環境が、ピンチへの耐性を作ってくれた。修羅場の数が人を強くするというのは本当で、数を重ねるほど「あ、またか」という感覚になっていく。

慌てた瞬間に、ピンチがさらに深まる

ピンチの時に一番大事にしていることがある。慌てないことです。

なぜか。慌てると正常な判断ができなくなるから。そしてその判断ミスが、さらなるピンチを呼ぶ。

ピンチ → 慌てる → 判断が鈍る → 間違った行動をとる

→ さらなるピンチへ落ちていく

ピンチ → 一旦止まる → 冷静に考える → 最善の行動をとる

→ ピンチを乗り越える

慌てるかどうかで、ピンチの深さが全然変わる。

これは経営者になってから体に染みついた感覚です。焦ってもしょうがない。まず止まって考える。

現場でのピンチ。風が吹いている日のビニール張り

具体的な場面を一つ。現場でのピンチといえば、ビニールを張る日に想定外に風が吹いてることがある。

ビニールの張り替えは風が強いとできない。でも農家さんとのスケジュールがある。材料もある。簡単に「今日は無理です」とは言えない状況で風が吹いてる。

そういう時にやること。まず慌てない。風向きを確認する。西風なら西面から広げて、西面を基準にして張っていく。風の方向を味方にする工夫を考える。一旦手を止めて、チームと共有して、最善策を決めてから動く。

想定外の風 → 慌てて作業開始 → ビニールが煽られる → 大惨事

想定外の風 → 一旦止まる → 風向き確認 → 西面から張る戦略を立てる

→ チームに共有 → 作業開始 → 何とか完工

この差は、慌てるかどうかだけです。

資金繰りのピンチ。今月中に3件仕上げないと支払いできない

現場以外でのピンチも山ほどある。一番きつかった類のピンチが、資金繰りの危機です。

「今月中に〇件仕上げて、請求して、回収しないと支払いができない」という状況が、特に1期目には何度もあった。給料日、仕入れの支払い、借入の返済。全部が重なる月は本当に怖かった。

でもこういう時も、まず冷静に数字を並べる。今月の入金予定はいくらか。出ていく金額はいくらか。何件受注すれば足りるか。それを一つひとつ確認して、動く順番を決める。

慌てて動いても、正しい順番で動かないと解決しない。冷静に数字を見て、優先順位を決めて、淡々と動く。これだけです。

修羅場の数だけ、耐性がつく

3年間で数えきれないくらいのピンチを経験してきた。でも今振り返ると、そのピンチの一つひとつが自分を鍛えてくれていたと思ってる。

最初は怖かったピンチが、数をこなすうちに「またか」になる。「またか」になると、冷静に対処できる。冷静に対処できると、乗り越えられる。乗り越えた経験が、次のピンチへの耐性になる。

あなたも経営やビジネスでピンチを感じることがあるなら、これだけ覚えておいてほしい。慌てた瞬間に負けが決まる。まず止まって、考えて、動く。それだけでピンチの乗り越え率が全然変わります。


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