会社員時代は「経営者って経費使いたい放題」だと思ってた。
実際に経営者になったら、全然違った。会社のお金と個人のお金の境界線について正直に書きます。
会社員時代の誤解
以前の記事でも書いたけど、会社員時代は経営者に対してこんなイメージを持ってた。経費使いたい放題、なんでも経費計上して個人のお金をあまり使わない人たち。
正直に言うと、それが経営者の特権みたいなイメージがあった。でも実際に経営者になってみると、全然違った。
混同しようとすればできる。でも絶対にしない
会社のお金と個人のお金、混同しようとすればできる。無理やり経費にねじ込むこともできる。そういう「やろうと思えばできる」環境にあるのは事実です。
でも、絶対にしない。理由はシンプルで、一度やり始めたら戻れなくなるから。
最初は「ちょっとくらいいいか」という小さなつもりで始まる
→ 次第に自分に甘くなる
→ どんどんエスカレートする
→ 気づいた時には問題が大きくなっている
最初の一線を越えないことが全て。
正直、我が家はまだまだ余裕のある生活は送れていない。だから「会社のお金を使えばラクになる」という誘惑がゼロかと言えば、そうじゃない。でも絶対に手を出さない。
銀行からの評価がとんでもなく下がる
会社と個人のお金を混同するリスクは、倫理的な問題だけじゃない。銀行からの評価に直撃する。
借入をしている企業が大半だと思うけど、そのお金が経営者個人に流れているのは、借りたお金を私的に使っているのと何ら変わりない。貸す側の立場で考えたら、そんな経営者にお金を貸したいとは思わない。
会社と個人のお金を混同する → 決算書に表れる
→ 銀行の審査でバレる
→ 信用が一気に下がる
→ 融資が受けられなくなる
→ 経営の選択肢が狭まる
3年間、銀行さんに相談できる決算書を作ることに注力してきた。その努力を、私的な経費で一発で台無しにするのは絶対に避けたい。
唯一の基準。「社員さんに胸張って説明できるか」
経費を使う時に、自分に問いかけていることがある。「この経費、社員さんに胸張って説明できるか?」という問いです。
事業のために意味があると胸張って説明できる経費なのか。それが唯一の基準にしている。
社員さんに説明できる経費 → 使う
説明できない経費 → 使わない
この基準だけで判断してる。難しい計算はいらない。
なぜこの基準にしているかというと、社員さんも会社のお金がどう使われているかを、薄々感じ取っているものだから。経費の使い方が不誠実だと、それは組織全体の雰囲気に影響する。経営者が誠実であれば、それが社員さんにも伝わる。
会社のお金は持ち歩かない。領収書清算を徹底
具体的にどうやって切り分けているかというと、まず会社のお金は持ち歩かない。必要なものを自分のお金で購入して、後日領収書清算する方法を徹底しています。
これは面倒に見えるけど、意外とシンプルで、自分の財布から出たお金という実感があるから、無駄遣いが自然と減る。会社のカードで気軽に使うより、ずっと健全な状態を保てる。
会社のお金と個人のお金の境界線を明確に引くこと。これが経営者として長く続けていくための基本だと思ってる。誘惑に負けない仕組みを作ることが、自分を守ることにもなる。



コメント