経営者になって初めてわかった、お金より怖いもの。それは信頼の崩壊だった。

経営者マインド編

あなたは「1日くらいいいか」と思ったことはありませんか?
期限を1日だけ破る。返信を1日だけ遅らせる。その1日が、積み上げた信頼を一瞬で壊す。経営者になって初めてわかった、お金より怖いものの話を書きます。

お金が尽きても、信頼があれば立て直せる

現預金20万円・借金5000万円という状態から経営再建をしてきた。お金がなくなることへの恐怖は、散々経験してきた。

でも今、経営者として一番怖いのはお金じゃない。信頼の崩壊です。

お金が尽きても、信頼があれば銀行に相談できる。取引先が助けてくれることもある。社員さんが踏ん張ってくれる。でも信頼が崩壊したら、誰も助けてくれない。お金がなくても立て直せるけど、信頼を失ったら立て直せない。

お金がない → 銀行・取引先・社員が助けてくれる可能性がある

信頼がない → 誰も助けてくれない

だから信頼の方がお金より怖い。

信頼が崩壊するのは、些細なことがきっかけ

信頼が崩壊する時、大きな裏切りがきっかけになることは少ない。ほとんどの場合、些細なことの積み重ねです。

正直に言う。自分の思考回路はこうなっている。

期限を守れない人 → 100%信用しない

時間を守れない人 → 100%信用しない

約束を守れない人 → 100%信用しない

こういう体験をした相手に、背中を預けることはできない。

厳しく聞こえるかもしれない。でもこれが自分の正直な感覚。そしてこう思っているからこそ、自分にも同じ基準を課してる。

「1日くらいいいか」が信頼を壊す

信頼を崩壊させる一番の原因は、小さな妥協の積み重ねだと思ってる。

「今日は忙しいから明日返信すればいいか」

「1日くらい期限がずれても大丈夫だろう」

「今回だけ遅れても許してもらえるはず」

こういう小さな妥協が、じわじわと信頼を削っていく。そして気づいた時には、相手の中での自分の評価が大きく下がっている。

信頼を積み上げる:毎日の小さな約束を守り続ける → 時間と労力が必要

信頼を崩壊させる:「1日くらいいいか」の油断 → 一瞬で終わる

この非対称性がめちゃくちゃ怖い。

だから自分に課している3つのルール

信頼を守るために、自分に課していることがある。

① 言ったことには責任を持ってアンサーする

② 時間・期限は必ず守る

③ 予期せぬことで守れない時は、事前に連絡する

文字にすると「当たり前やーん」という話です(笑)。でも、これを本当に徹底できている人って、実は少ない。「1日くらいいいか」の誘惑に負けない人が、長期的に信頼を積み上げていける。

これは会社員時代からずっと意識してきた。なぜかと言えば、責任感の問題だと思ってる。言ったことに責任を持つ。それだけで、他の大半の人と差がつく。

信頼は最強の資産だと思ってる

3年間の経営を振り返って、一番の資産は何かと聞かれたら、迷わず「信頼」と答える。

取引先からの信頼があるから仕事が来る。銀行からの信頼があるから相談できる。社員さんからの信頼があるから一緒に頑張れる。この信頼の積み上げが、1500万円の黒字という数字を生み出してくれた。

あなたも今日、「1日くらいいいか」と思った瞬間があれば、思い出してほしい。その1日が、積み上げてきた信頼を壊すかもしれない。


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