高卒でインフラ関係の仕事に就いて10年。いろんな現場を経験し、最後は管理サイドの仕事をしていた。
年収500万円、残業月30時間。傍から見れば悪くない人生。でも、本音は違った。
鉄道車両の整備からスタートした10年間
高卒で入社して、鉄道車両の整備の仕事に就いた。色んな現場を経験して、最後の方は管理サイドの仕事をしていた。
管理サイドの仕事というのは、色んな部署との調整役のような仕事です。毎日複数の会議をやって、資料を作って、会議をする。この繰り返しでした。
誇らしくもなんともなかった
係長という肩書きがついて、傍から見れば「ちゃんとしたキャリア」に見えるかもしれない。でも正直に言うと、誇らしくもなんともなかった。
年収は500万円くらい。残業は月30時間程度。忙しいと言えば忙しいし、暇と言えば暇みたいな感じ。ただ、周りからは「大変な部署に所属してるねー」という位置付けで見られてた。
客観的に見れば、悪くない条件です。安定した会社、悪くない年収、評価されてる立場。でも、心の中は全然違った。
「どこかつまんないなー」という感覚がずっとあった
当時は定年まで勤める以外の選択肢がなかった。それが普通だと思ってたし、実際にそういう環境だった。
転勤の打診や出向の打診があると、「めんどくさー」というテンションだった。将来は管理者くらいにはなるんだろうなーと勝手に思ってた。でも、なんかどこかつまんないなーって思ってた。
安定はある
でも、つまんない
この感覚の正体が、当時はよくわからなかった。
会議をして、資料を作って、調整する。それを繰り返す日々。将来も大体見えてる。悪くない人生だけど、ワクワクするような何かがなかった。
今は給料はまだ安い。でも充実感がある
今、当時の給料よりもまだ安い報酬でやってる。正直、生活は楽じゃない。これは隠さず言う。
でも、毎日自分で決めた何かにチャレンジして、失敗したり成功したりすることに充実感がある。
会社員時代:
安定した給料、安定した将来、でも「つまんない」感覚
経営者になってから:
給料は不安定、楽じゃない、でも毎日が充実してる
お金の面では会社員時代の方が確実によかった。でも、心の充実度で言えば今の方が圧倒的にいい。この差は、お金だけじゃ測れないものだと思ってる。
「つまんない」の正体は決定権と挑戦がなかったこと
振り返ってみると、あの頃の「つまんない」の正体は、決定権と挑戦がなかったことだったと思う。
会議をして、資料を作って、調整する。これも仕事として必要なことだった。でも、自分で何かを決めて、リスクを取って、結果が出る、というサイクルがなかった。決められた枠の中で、決められた役割を果たす。それだけだった。
経営者になってからは、毎日が挑戦と結果のサイクルです。600万円の仕事を受けるかどうか。単価交渉をするかどうか。撤退するかどうか。全部自分で決めて、結果を受け止める。このサイクルが、心の充実感を生んでいた。
将来的には金銭面もついてくると思ってる
今は給料が安くても、将来的には金銭面もついてくると思ってる。3期目で1500万円の黒字が見えてきた。このまま積み上げれば、会社員時代の給料を超える日も来るはず。
ただ、楽ではない!!間違いなく。これは正直に言っておきたい。安定を捨てて挑戦を取った代償は、確実にある。
でも、もう一度選べと言われても、た。た、た、たぶん同じ選択をする。あの「つまんない」という感覚を抱えたまま定年まで過ごすより、しんどくても充実感がある今の方が、自分には合ってると思ってる。



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