決算書についてゴニョゴニョしてた義両親。知られたくないんじゃなくて、そもそも把握してなかった話。

後継者・経営者へのメッセージ編

数字を聞くたびにゴニョゴニョする義両親。てっきり知られたくないのかと思ってた。
でも真相は違った。そもそも把握してなかった。「マジかよ!」ってなった話を書きます。

数字を聞くたびにゴニョゴニョしてた

承継した当初、自分も決算書が読めなかった。だから義両親にちょくちょく数字のことを聞いていた。

でも聞くたびに、なんかゴニョゴニョしてる感じがあった。歯切れが悪い。はっきり答えてくれない。

その時の自分の解釈はこうだった。「あー、知られたくないんだな。義理の息子に会社の実態を全部知られるのが嫌なんだろうな」と。だから遠慮して、あまり深く聞けずにいた。

数字を聞く → ゴニョゴニョする → 知られたくないんだと解釈

→ 遠慮して聞けなくなる → 数字の把握が遅れる

この状態がしばらく続いた。

月日が経って自分が読めるようになってから気づいた

それから月日が経って、自分も財務を学んで決算書が読めるようになってきた頃。またちょくちょく数字について聞くようになった。

でもやっぱり、まだゴニョゴニョしてる。

そこで気づいた。あれ、これって「知られたくない」じゃなくて、もしかして「そもそもわからない」んじゃないか?と。

そして確認してみたら、そうだった。

決算書、読めなかった。帳簿も税理士さん任せで、中身を全く把握していなかった。だからゴニョゴニョしてたのは、知られたくないんじゃなくて、答えようがなかったから。

自分の解釈:「知られたくないんだろうな」

実際の真相:「そもそも把握してなかった」

「マジかよ!嘘じゃん!」ってなった(笑)

こういう経営者、実はいっぱいいると思う

最初は驚いたけど、冷静に考えると、こういう経営者は珍しくないんだと思う。

特に長年会社を経営してきた人の中には、税理士さんに任せっきりで、自分では数字を把握していないというパターンが結構ある。会社が回っていれば、細かい数字まで把握しなくても何とかなることもある。

でも、これは危険です。

数字を把握していない経営者のリスク:

・会社の実態がわからないまま経営判断をしている

・税理士さんが言う通りにしているだけ

・何かあった時に手を打てない

・後継者に引き継ぐ時に実態を説明できない

今回みたいに後継者が入ってきた時、数字を把握していないと引き継ぎがうまくいかない。後継者も状況を把握できないまま経営を始めることになる。これが一番のリスクだと思う。

税理士任せは危険。自分で把握する習慣を

税理士さんは大事なパートナーです。専門的な知識を持ってて、税務申告もやってもらえる。でも、税理士さんに任せっきりで自分では数字を把握しないのは、経営者として危険な状態だと思ってる。

なぜかというと、経営判断は経営者がするものだから。その判断の根拠になる数字を把握していない状態で、正しい判断はできない。

税理士さんの役割:専門的な税務処理・アドバイス

経営者の役割:数字を把握して経営判断をする

この2つは別の話。税理士さんに頼むことと、自分で数字を把握することは、どちらも必要。

決算書が読めなくてもいい。最初は全部わからなくて当然。でも、わかろうとする姿勢だけは持ち続けてほしい。YouTubeでも、Voicyでも、学ぶ手段はいくらでもある。少しずつでも自分で把握できるようになることが、経営者としての大事な仕事だと思ってる。

後継者への教訓

この経験から後継者に伝えたいことがある。

前の経営者が数字についてゴニョゴニョしていたとしても、それは必ずしも「知られたくない」からじゃないかもしれない。単純に把握してないだけという可能性もある。

だから遠慮しないで聞く。わからなかったら税理士さんに直接聞く。数字を把握することは、後継者として絶対にやらなければいけない仕事です。遠慮している場合じゃない。

「マジかよ!」ってなった自分の経験が、誰かの参考になれば嬉しいです(笑)。


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